ひとつよが

2015年9月15日

体側を伸ばすポーズ パールシュヴァコナ・アーサナ

ここ数日でようやく秋らしい風と青空に、カラダもココロも深いところから喜んでいます。高い秋の空に向かって、心地よく、そして思い切りカラダの伸びと呼吸の深さを感じるのにぴったりの気候です。


 

 
「伸びる」って、気持ちいいですよね。

同じ体勢が続いたあとや、仕事中に眠くなった時など、人は自然に伸びをしていることがあります。時には大きな欠伸ともに。両腕を頭の上にうーーーんと伸ばしたり、新鮮な空気を思い切り吸い込んで胸の前を広げたり。これもカラダが自らのために勝手に行う自然現象のような動作です。カラダは、いつも心地よくあるために、必要な動きや呼吸を自ら行ってくれているのですね。


 

 
その「伸び」をより深く感じられるアーサナです。
 

 
伸ばした体側に沁みわたる呼吸、体幹の強さを感じるとともに股関節もしっかりと開くポーズです。


 

 
【パールシュヴァコーナ・アーサナ Parsvakonasana 体側を伸ばすポーズ】


 

 
右足前のヴィーラバドラアーサナⅡ(戦士のポーズⅡ)でしっかりとした両足の土台を確認する。右腿に肘を曲げた右前腕を軽く添える。骨盤、お臍(へそ)、胸を左側へと開く。吸う息で左手を左体側の延長線上に伸ばし、左の中指の先から左足の外踵(かかと)までの斜め一直線を意識する。余裕があれば、右体側が短くならないように気をつけながら、右腿に添えた右手を右足の外側の大地におろす(ブロック使い高さを調整する)。背骨の長さ、左踵から左の中指の先端まで伸びる長い左体側を十分に感じながら、丁寧に呼吸を繰り返す。呼吸を観察し、強さの中にある気持ちのいい「伸び」を観察してみましょう。


 

 
吸う息で上体を起こし、吐く息で再びヴィーラバドラアーサナⅡへと戻る。
 

 

 
毎週火曜日 HitotsuYoga@白楽です。
 

 
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