ひとつよが

2021年10月8日

Palli Mudra パッリムドラ

Mudra
 
ムドラ

手印

実はとても身近です。

いただきます、ごちそうさま、ありがとう、お願いします など、

何気なく普段から行う合掌 ( =アンジャリムドラ)。

親指を立てる「いいね!」のジェスチャー(メルダンダムドラ)も、

古くから伝わるムドラ。

私達は教わらなくとも習慣的にその時の意識や感情と共に、

自然と手印を結んでいることをとても興味深く感じます。


 
Pallimudra  パッリムドラ

結び方:
 
人差し指に中指を絡め、親指と薬指を合わせ、小指は伸ばす。

パッリは避難所、シェルターの意。

自分自身に対するシュラッダ(信頼)を探す精神的な旅でのシェルターを

与えてくれるムドラ。

内への旅の途中に困難に遭遇してもシェルターの存在に落着き、

全てが学びであることを思い出します。

身体の背面に呼吸が促され背骨の配置が調えられることで、

呼吸が深まり落着きや集中力がもたらされます。

刺激がもたらされる親指や人差し指には

呼吸と関わりのある肺と大腸経絡が流れています。

瞑想だけでなく、ツイストや背骨を伸ばすアーサナとの相性が良く

ムドラを解いたあとに背中に心地好い呼吸が入ります。

呼吸の深まりと背骨への意識が高まることで

土台の安定感と確かな軸の存在感がもたらされます。

金曜日の [陰ヨガ75] や [ヨガと瞑想75] のクラスでは

アーサナや瞑想と共にムドラ(手印)にも触れてみましょう。

いつもありがとうございます。

毎週火曜水曜金曜オンラインクラス開催中 。

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