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ひとつよが

もうひとつの ただいま

ここもまた ただいま と 言える場所


こちらに戻って 初めての快晴は 120%の宇宙色


貴重な冬の陽射しに

眠りかけた老木も

大地に還り支度の落ち葉も

再び一斉に光粒子を集める



光の放つ無音の波動に

全身の細胞が

心地よく目覚めていく



すっかり渇いたままそこから離れずに

少し冷たい風に身を晒し

名残惜しそうに揺られる菩提樹の葉


ちょうど今の呼吸のリズムと重なった



今日もありがとう


ただいま

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