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ひとつよが

バガヴァッドギーター


インド独立の父ガンディー師も生涯ベッドの横に置き、寝る前に必ず読まれていたという、 『バガヴァッドギーター』。 ヒンドゥー教の聖典である『マハーバーラタ』の一部に収められていた、 700篇の韻文詩からなるYOGAの経典のひとつです。

宗教的、哲学的、神話的な古典なので、聞き慣れないサンスクリット語も多く (ある程度YOGAを深めている方であれば、聞き覚えのある単語も登場します)、

なかなか読み解くには難しいとされています。

そこでお勧めなのが、【バガヴァッドギーター・カード】。 『バガヴァッドギーター』の分かりやすい解説書を著した向井田みお先生が選んだ54の詩が、 自由でのびやかな、見ているだけでも楽しくなるアースカラーのイラストで描かれているカード集です。 イラストには経典の教えの言葉とサンスクリット語も記されています。

小さな解説書には詩そのもの(サンスクリット語と日本語訳)とその詳しい解説、

その時に適したヨガのポーズも掲載されています。

私自身、毎日一枚のカードをひいています。 毎回その時の状況にあった一枚が与えられているような気がします(思い込みもあり?笑)。

暫くはずっと同じカードをひいてしまったり(もちろん意図せず)、

転機が訪れそうな時期にはその時期に必要とする言葉が与えられたり。

偶然も必然のうちと考えると、その時に手にした言葉や教えは、 その時に必要な内容なのだと思えるようになりました。 そして、少し離れたところから自分自身を客観視して、次の行動へ移る際の心持ちの調整に役立てます。

ひとつよがのクラスでも、最初にカードをひいていただいています。 そして、アーサナの練習には解説書に記されたお勧めのポーズも取り入れてみたり。

自ら選んだ一枚でも、誰かに与えられたような一枚。 おみくじのような、占いのような。 その小さなドキドキ!小さなワクワク! そんなことも大切なんじゃないかなーと思います。 信じても、信じなくても。

ゼロから一冊を読んで理解するとなるとなかなか難しい『バガヴァッドギーター』ですが、 こんな風に楽しみながら少しずつ身近な存在になっています。

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