上海から你好! 中国のお正月=春節休みにラオスに行ってきました。
中国雲南省の南、ヴェトナム、カンボジア、タイ、ミャンマーに囲まれた内陸の国。
日本の本州と同じくらいの面積で人口は約691万(2015年)。
乾季と雨季があり今はまさにカラッと晴れた乾季。
毎日青い空が広がり昼は30度、日が沈むと20度くらいという、ととても過ごしやすい季節でした。
言葉はラオ語。タイ語と近いらしくお互いにある程度は通じ合うようです。
観光地でのホテルやレストラン、食堂では英語が通じます。
ラオスの人々は穏やかでのんびり、そしてシャイで静かな印象でした。
例えば、中国ですっかりなれてしまった車のクラクション。 交通量の増えてきたラオスの街中も渋滞が発生していますが、クラクションは聞こえません。車もトゥクトゥクもバイクも自転車ものんびり。みんな譲り合っているし、みんな待っている。どこかへいち早く行こうとか、自分が先に通るぞ、という焦りや急かす様子がまったくない。
またはトゥクトゥクや市場など、他の東南アジアの国では押しも強いし値段も倍以上に言われることが多いのですが、ラオスではそう言った押しの強さが全然ない。 長い歴史や自然環境や地理、そして敬虔な仏教国であることが、こうした人々のメンタルに影響しているのでしょうが、ふと大切なこと忘れかけていることを気づかせてくれました。
首都ヴィエンチャンは年々開発が進んでいるようですが、それでもまたアジアの原風景が残っています。
ラオス二つ目の行先は街全体が世界遺産に登録されている古都ルアンパバーン。 ラオエアでヴィエンチャンから飛行機で45分。
メコン川沿いのフランス領時代の建造物と昔ながらのラオスの人々の暮らしが、山間の自然に溶け込んだなんとも美しい場所でにした。世界中からの旅人が増えているのも納得です。
観光地かつピークシーズンなのにとっても静かな街。
少し早起きして、毎朝早朝6時から始まる托鉢の修行も拝見させてもらいました。
厳かな雰囲気の中、いくつもある各寺から街を一周して約1時間くらい托鉢の行をします。
街の人が寄贈するお米などが彼らの食糧となります。
(私見ですが・・・。観光客向けに椅子&托鉢セットなるものが売られていますが、本来は市場で買ってきたもの、または自分たちで用意した新鮮な食材を供えるのことが大切。観光客向けに用意されたセット(新鮮でないお米やスナック)を買って托鉢体験というのはどうも勧められるものではないようです。これらは僧侶たちも食べないようです・・・。)
この自然、景観、ここに住む人々の優しい暮らしや営みが、外からの来客(私も含めて)によって不要に壊されず、そしてもちろん良い形で善き発展がもたらされますように。
更に多くの写真はInstagramにUPしているのでよかったら見てくださいね。
(公開にしているのでインスタをやってなくても見れます)