東京で行われたの陰Yogaの7日間のTT(ティーチャートレーニング)を終えて上海に戻りました。
昨年受けた【中医学/経絡・骨盤解剖学】に続き 今年のモジュールは【筋膜リリース・脊椎解剖学】。
陰YOGAの創始者Paul Grilley氏の愛弟子 Jo Phee先生は 世界を旅しながら陰YOGAの教えを広げる一方で 事実を実証するための深い探求と惜しみない努力を続けられています。
世界筋膜学会にも参加されています。 (2016年に開催された学会には先生の師であるPaul氏が招待され
陰YOGAと筋膜リリースに関する講義を行ったそうです。)
解剖学に関して言えば、複数回にわたり人体(死体)解剖への参加もされています。 講義中にはそうした人体解剖、あるいは外科手術などのかなり生々しい(私は見るだけでも相当苦手なのです;;)写真や動画も使って、ご自身の経験も含め説明してくださいました。
筋膜は人体の四肢、胴体、内臓、さらには頭部に至るまで張り巡らされています。 身体全体が筋膜で覆われているのです。 写真も動画もグロテスク(という表現があっているのかどうかはさておき)で
最初はかなり抵抗がありました。 それでもどんどん細部に拡大され、筋膜の繊維に辿り着くと、 それはまるで美しい蜘蛛の巣が水滴をまとっているようでした。
学ぶことは、知らず知らずに信じてきた『私の中の常識』を書き換えてくれます。
・・・・世間的にそういわれているから ・・・・教科書に書いてあるから ・・・・メディアが発信しているから、と
その根拠や事実に目を向けずに 簡単に信じてきたこと。
あたりまえのように思い込んでいたけれど 実は真実ではないこと。
そういうコトって結構ありますよね。
Jo先生は実際にサンプルを使い 比較と検証を行い目の前で証拠を提示してくれる。
そうすると あーーーーそういうことだったのか! と、スコーーンと腑に落ちる。 目から鱗が落ちる。
やればやるほど 学べば学ぶほど 魅せられていく 膨らむ 謎と疑問と学びへの欲
人間の身体と思考の関係 身体の中に広がる小宇宙 限りなく広がる世界の中のほんの些細な隙間 この度もこうして学ぶことができたこと。
家族や周りの方々の理解と協力があってこそ。 本当に感謝です。
学びから得た貴重な体験や知識を しっかり次へと繋いでいけますように。 ひとつひとつ咀嚼して皆様にシェアしていきたいと思います。 いつもありがとうございます。 ナマステ。