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ひとつよが

春節の上海

上海から你好! ここ数日の上海は気温がさがり冬の快晴の日が続いています。 冬はなかなか大気の状態が良い日が少ないのですが 気流の影響か、または工場が春節休みにはいったためか 青い空が本当にありがたい。

週末に久しぶりに外灘方面を歩き上海らしい風景を楽しんできました。

上海らしい景色というとどんな景色を思い浮かべるでしょう。

一番有名なのは浦西の外灘から観る浦東の高層ビル群の景色かな?

2011年までの上海時代には、先端が吹き抜けになっている森ビルがオープンし、 その右の一番高いビル=上海中心の低層部の建設が始まったばかりでした。 モダンな上海のイメージです。

対岸の浦西側は古い荘厳な建物が並んでいる外灘。

租界時代の威厳ある建築物には銀行や商工会議所、高級商業施設が入っています。 お爺ちゃんバンドの演奏で有名なJazzBarがある和平ホテルもこの界隈です。 (右奥に見える緑の三角の建物)

それぞれ上海の観光案内には必ずというほど出てくる風景ですね。

もうひとつ忘れてはならないのが、新旧問わず、こうした発展の裏側の景色です。

ワンブロックも歩けば、もうひとつの上海らしい街並みが広がっています。

この時期の風物詩でもある、保存食の日干し。

魚や鳥、ソーセージなどが店の軒先や、洗濯ものと一緒に冬の乾いた空気にさらされています。 春節(新年)のお祝いの食卓に並ぶ伝統料理の材料になるのでしょうね。

洗濯ものも靴も鳥も天日に^^。

ノスタルジックな住宅街。いつか近い将来にはこういった区画は整理されてなくなってしまう。

上海といってもいろいろな表情、不思議なタイムラグ、いくつもの驚きの風景に出くわします。 そして、モダンな上海も、厳かな外灘も、庶民的な街並みにも、ものすごいエネルギーに溢れている。 人のエネルギー、街のエネルギー、そして上海という土地のエネルギー。 時にはそのエネルギーに圧倒されてしまうこともありますが(笑)。 (上海のヨギーたちのエネルギーもすごいです!)

そして春節はそのエネルギーが少しだけ落ち着くような気がします。 多くの人が帰省で田舎に帰ります。車やバイク、人の数がうんと減って上海と思えないような静かな街。 更には去年から春節の花火が禁止されたので大きな爆竹の音も、煙もゴミもない春節の季節です。

ひとつよがも来週はお休みを頂き、次回は2月7日のスタートです。 新年快楽!

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