こんにちは。
いつもありがとうございます。
今日はガネーシャのお話。
YOGAをしていると出会う機会も増えますね。
インド料理のお店やアジア系の雑貨やさんなどでもよく見かけます。
象の頭を持ったガネーシャ神。
そしてその何やら怪しげな目。
一度見たらそのインパクトの強烈さに記憶に残ります。
ヨガスタジオにシンボル的に置かれていたり描かれていたり。
いつの間にかオタク心が刺激され・・・。
この前のバリ島の旅で撮った写真の中でも多かった!
ガネーシャのパパラッチのごとく
見つけると撮ってしまっていたようで。笑
そのままお蔵入りさせてしまうのもなんなので
ガネーシャの物語とともにブログに掲載してみます。
ガネーシャ神 गणेश gaṇeśa
インドの神様で最も人気のある神様のひとりです。
別の呼び方では、
大衆(ガナ)の最高の指導者(パティ)。
ガナパティとも言われます。
商売繁盛・学問の神・技芸の神・医術の神。
自我(エゴ)への執着から生まれる苦しみからの解放。 精神的にも人生におけるあらゆる障害を取り除いてくれる。
とにかく
全ての事象を司る万能の神であり師であるとされています。
人気なのもうなずけます。
このすごい神様。
誕生物語がまた面白い!
ガネーシャは インドの三大神(*)のうちの一人シヴァ神とその妻パールヴァティ―女神の息子。
簡潔にかかれている解説によると・・・
ある日、パールヴァティ―女神が自分の垢(!)を練って
人形を作り息を吹き込んだのがガネーシャ・・・・
素朴な疑問・・・。
『え?!垢だけで人形が作れるの?! ものすごい量の垢ってこと?!』
(そもそも身体の垢で人形を作ること自体、疑問なんですけどね。そこら諸々は置いといて。)
*インド三大神 ・ブラフマー神:創造を司る神 ・シヴァ神:破壊を司る神 ・ヴィシュヌ神:維持を司る神
その後、伊藤武先生のヨーガ大全を読んで妙に納得したのは・・・
(↑この本、本当に素晴らしいです!!オススメ!!)
垢というより、パールヴァティ―女神がアーユルヴェーダの療法(ターメリック・豆の粉・香油の混合物)で体中にパックをする。(←このレシピ本当にお肌がつるつるになるとのこと、伊藤先生は実践済み!)
それを剥がした垢と汗混じりのパック剤で人形を作り、命を吹き込んで息子を誕生させる・・・。
という解説。
「これなら納得!」←意外と単純な私。
ということで、こちらを信じることにしましたwww。
ガネーシャ誕生物語りは続きます。
そしてパールヴァティ―女神はお風呂に入るために、
この生まれたての息子を見張り番としておいておきます。
そこに夫のシヴァ神が帰ってきます。
お互いにお互いが親子だということは知るわけもなく。
見張り番をしていた息子ガネーシャはシヴァ神の入室を拒み
自分の家に入るのを拒まれたシヴァ神は腹を立て
そして
息子の首を刎ねて殺してしまうwww。
息子の首を刎ねられた母親パールヴァティ―女神は怒ります。
困った夫シヴァ神。 どうにかこうにか手に入れた象の頭を
その息子に接いで 再び命を吹き込んで再生させます。
そうして生まれたのが
象の頭をもつ息子=ガネーシャ神。
どうですか?
ガネーシャ神に興味が沸きました?笑
おまけに こちらも写真を撮ったのでww
お洒落なアクセサリーショップのエントランスです。
彼はアーサナ名にも出てくるハヌマーン。 (ハヌマナアーサナ=前後開脚のアーサナです)
スーパーモンキー。 猿王。
ある説によればガネーシャの兄弟。
シヴァ神とパールヴァティ―女神が猿に変身した時(!)にデキたwwのがハヌマーン。
その折、男の子を授かりたがっていた雌猿アンジャナー。
パールヴァティ女神は自分の受精卵をアンジャナーに与えます。
そうして雌猿アンジャナーから生まれたのがハヌマーン。
まるで代理母のような・・・・。
このハヌマーンの物語もまた別の機会に・・・^^。
いやぁーーー。
インド神話。
なんだかすごいと思いませんか。
垢から神様って発想やら
神さまがさくっと首を刈っちゃったり
象の頭を付けちゃうという適当さだったり・・・
神様夫婦で猿に変身してイロイロやったり(下世話っぽくてすみません)・・・
もうとにもかくにもツッコミどころ満載。
あまり神話には興味は持っていなかった私ですが
いつの間にかどっぷりと浸かっています 笑。
最後に
もう一枚のお気に入りの石像。
いいね!おじさん
にっこり像。
耳の穴にお花。
元気のない時にちょっと見てみるといい感じ。
この方は誰でしょう。
ご存知の方いらしたら教えてください!
いつもありがとうございます。
日々Instagramもアップしています。
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ナマステ。