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ひとつよが

支持的な環境 holding environment

私の陰ヨガのバイブル サラ・パワーズ著『インサイトヨガ』 で出会った言葉


【支持的な環境】 holding environment


仏教精神科医の マーク エプスタイン博士 (Dr.Mark Epstein)が


そう呼んだ空間を自らの内に用意すること

 

陰ヨガでの内観




数分間、大抵は3分以上


陰ヨガのアーサナに静かに留まっていると


表層の思考が作った物語ではなく


深くて暗い土壌を掘り起こしてきた


小さなモグラのように


ひょっこり浮かび上がる意識に


出会うことがあります


結構びっくりすると言うか


え、このタイミング?

みたいな感じで


随分と長い間置き去りにしていた


と言うより


思い出すことを避けてきたような


好ましくない感情や思考


怒り

悲しみ

不安

恐怖

嫉妬

後悔




どんな感情であっても


必要があって顕れた現象のひとつ


無理やり追い出すことも


抵抗することもせず


その感情が存在するためのスペース


【支持的な環境】を作ること


自らの内に準備した


安全で安心できる場所に


そっと座らせたり


楽に横たわらせたり


すぐに消えてしまいそうな


その小さな心細い声に


注意ぶかく耳を傾ける


見守り寄り添うことで


ついさっきまでは


遠ざけたかった感情が


いつの間にか


愛おしいものに変わっている




気がつくと


陰ヨガアーサナの中で


緊張していた関節周りの筋肉が


不思議なほど緩んだり


無意識の中で


温かい涙が流れてくることもある


あぁそうだったんだ


本当に本当に長いあいだ


放っておいてごめんね


そんな言葉が


自然と内から滲みでる





陰ヨガの面白さや興味深さは


自分自身の心身そのものが


表面的な意識とは別に


変化し深化していくこと


心身一如

 

隔週金曜日 オンライン陰ヨガ75 詳細はこちらから いつもありがとうございます。

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